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まさかずのマサカずっと、ほな、サイババ!!って言わないよね今年の目標・・・やりたいことをやる!!
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弱さを強さへ裏返す!読売新聞の人気連載「人生案内」から名問答を厳選。
回答を裏打ちする人生作法を「二枚腰のすすめ」として新たに書き下ろし。
さらに付録として、自身の二枚腰の人生を描いた、写真満載の自筆年譜と、全著書リストを収載。
鷲田先生の人生相談の回答を集めたもの。
質問者に対する回答が思ってもみないところから来るところがあり面白い。
引きこもりの作家・加賀野の元へ、生まれてから一度も会ったことのない25歳の息子・智が突然訪ねてきた。
戸惑う加賀野だが、「しばらく住ませて」と言う智に押し切られ、初対面の息子と同居生活を送ることに――。
心の優しい人が多く出てくる作風は変わらずで、読んでて安心する。
大団円すぎるところはあるが、良い本。
遠目には無地、近づけば小さな紋様が浮かび上がる「小紋染め」。
裃に用いられ、武士のものとされてきた小紋染めを、何とかして町人のものにしたい
──そう願い、幸たちは町人向けの小紋染めを手掛けるようになった。
思いは通じ、江戸っ子たちの支持を集めて、五鈴屋は順調に商いを育てていく。
だが「禍福は糾える縄の如し」、思いがけない禍が江戸の街を、そして幸たちを襲う。
ずんずん読み進められるエンタメ小説。
今回も読み終えてすぐに次が読みたくなる展開。
ひきこもりとなって大学を中退し、ネットを通じて知り合ったニート仲間と2014年から和歌山の山奥に移住。
以来、駅から車で2時間の限界集落に暮らしている。
月の生活費は1万8000円。収入源は紀州梅の収穫や草刈りのお駄賃など。
インターネットさえあれば、買い物も娯楽も問題なし。リモートの可能性をフル活用し、
「なるべく働かず、面倒くさい人間関係から離れて生きていく」を実現したニートが綴る5年間の記録。
田舎暮らしということを受け入れれば、できそうな暮らしだけど、
将来という意味ではやはり不安があるなあ、と思う。
そもそも自分はDIYとかできないので、難しいんだろうが。
本の内容としては、いろいろな生きざまがあるのだな、と思うので良い本。
父を亡くし、心に穴があいた税理士の栗須は、ビギナーズラックで当てた馬券のせいで、
我が道を行くワンマン社長、山王の秘書になった。
想像もできない光と影の世界が、待ち受けているとも知らずに―。
徹底的な取材による圧倒的なリアリティと手に汗にぎる驚異のリーダビリティが織りなす至上の読書体験。
競馬小説で評判がいいので読んでみた。
たしかに馬主目線の小説は珍しく、競馬好きなら、
ストンと入ってくるストーリー。
でも、誰にも感情移入できなかったなあ。
長州藩の下層の出ではあったが、天堂晋助の剣の天稟は尋常なものではなかった。
ふとしたことから彼を知った藩の過激派の首魁高杉晋作は、晋助を恐るべき刺客に仕立てあげる。
京で大坂でそして江戸で忽然と現われ、影のように消え去る幻の殺人者のあとには、常におびただしい血が残された…
剣の光芒が錯綜する幕末の狂宴。
司馬遼太郎読んだことなかったので、短そうなのを、と。
うーん。
いまいち。
だいぶマッチョな架空のお話。
チャンバラ好きならOKなのかも。
「サバンナの負け犬だったわれわれサピエンスが今の繁栄を築いたのは妄想力のおかげ」という主題には説得力があって、
この魔法の杖一本でネアンデルタール人駆逐から資本主義隆盛までの大イベントを語りつくす。
「農業は史上最大の詐欺」という奇を衒(てら)ったような主張も、
種の繁栄か個の幸福かという重たいテーマを考える糸口となっている。
全体的に面白い。
だいぶ前に読んだけど、下を読む時間がなさそうなので、面白かった、ということを記す。
勉強も部活も恋も、何もかも中途半端な18歳の少年が出会ったのは、
鳥肌が立つくらい本気になって“今”を生きている大人たちだった…。
ちょっと途中説教くさいが、
がんばらなアカンなあと思わせてくれる。
素敵なお話。