奇跡の人 The Miracle Worker/原田 マハ

盲目で、耳が聞こえず、口も利けない少女が青森の弘前にいるという。

明治二十年、教育係として招かれた去場安は、その少女、介良れんに出会った――。

大きな苦難を背負った少女と、人間の可能性を信じて彼女の教育に献身する女教師が、奇跡を起こす。

『楽園のカンヴァス』で山本周五郎賞を受賞した著者による感動作!

 

あらすじを読んだだけでお腹いっぱいやなあ、って思ったけど、

読み進めていくと、ひきこまれる。

これはなかなかすごい。

ただ、後半はちょっと失速する感じが・・・。

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面白くて眠れなくなる天文学/縣 秀彦

北極星は移動する!?太陽の寿命はあと何年?第二の地球を探す「宇宙人方程式」、

重力波で宇宙誕生のひみつに迫る…、思わず徹夜してしまうエキサイティングな天文のはなし。

 

題名に偽りなし。

面白い。

 

 

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マルクスもケインズも触れなかった 嘘まみれ世界金融の「超」最大タブー お金はどう作られ、どうなくなっていくのか

すべてのお金は借金から成り立っている。

誰かの資産は誰かの借金である。このあまりに不都合なマネー創造の方程式のことを誰も教えてはくれない。

無からお金を作る《信用創造特権》に鋭いメスを入れる。

通貨発行権を持っているのは世界のどこでも政府でなく中央銀行。

日本の中央銀行「日銀」が発行する年間83兆4千億円とその利子はどこへ消えていくのか?

 

お金の仕組み。

難しいけど、ちょっとわかった気になる本。

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鳥肌が/穂村 弘

小さな子供と大きな犬が遊んでいるのを見るのがこわい。

自分以外の全員は実は……という状況がこわい。

「よそんち」の不思議なルールがこわい。

赤ちゃんを手渡されると、何をするかわからない自分がこわい……。

日常の中でふと覚える違和感、現実の中に時折そっと顔を覗かせる「ズレ」、

隣にいる人のちょっと笑える言動。

それをつきつめていくと、思わぬ答えが導き出されていく。

こわいから惹かれる、こわいからつい見てしまう。

ただ、その裏にあるものを知った時、もう今まで通りではいられない!?

ユーモア満載で可笑しいのに、笑った後でその可笑しさの意味に気がついたとき、ふと背筋が寒くなる。

そんな42の瞬間を集めた、笑いと恐怖が紙一重で同居するエッセイ集。

 

面白かった。

自分も怖がりなので、共感できる。

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世界を騙し続けた [洗脳]政治学原論 〈政「金」一致型民主社会〉へのパラダイム・シフト/天野 統康

「(1)国際銀行権力」と「(2)通貨発行権」の存在から目を逸らせる巧妙な魔術に光を当てると、

全人類の理想モデルが見えてきた!

なんと自由民主制が国際銀行権力にとってもっとも都合のいい制度だったとは!

金融の現場から検証しついに辿り着いた渾身の集大成。

 

多分、本当にその通りなんだろうなあ、ということが書いてある。

現実、日本の貧富の差の拡大はヤバイレベルの達しているような。

こうすればよい、という提案されているが、

なんだかんだで、現体制は続いていくとみる。

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鉄の首枷 - 小西行長伝 @遠藤 周作

戦国の苛酷な権力者・太閤秀吉に仕えた堺商人の息子小西行長は、

切支丹でありながら水軍の将として重要される。

だが、それは世俗的な野望と、教えに背く朝鮮侵略戦争との板挟みとなることだった。

苦悩の末、面従腹背の道を選び、朝鮮と密かな和平交渉を重ね続けるが…。

行長の葛藤に充ちた生涯を描く。

 

大昔、遠藤周作さんの「宿敵」を読んだことがあって、

面白かったなあ、という印象と

小西行長って興味深い人だなって、思ったのを、覚えていて、

この本を読んでみた。

面白かった。

小西行長って、不思議な人で、全然戦争では活躍しないのに、

どんどん出世していって、最期は石田三成と一緒に関ケ原後に処刑されるんだけど、

その生き方、苦しんだ形跡が相当残っているんです。

でも、あんまりスポットが当たらない。

宿敵加藤清正は有名なのに・・・。

キリシタンが故の苦労が、戦争のむなしさが伝わってくる。

堺の描写も多くて、地理関係がざっくりわかり、さらに面白い。

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えんとつ町のプペル@にしの あきひろ

ペン一本で描いたモノクロ絵本で世界を圧倒したキンコン西野が、

業界の常識を覆す完全分業制によるオールカラー絵本!

「信じぬくんだ。たとえひとりになっても。」

 

http://spotlight-media.jp/article/370505056378315909?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=facebook_share&utm_content=sp

 

話題になっていたので、ネットの無料のを見る。

なるほど。

悪くはないけどなあ。

大人向けの絵本って感じ。

子どもが読んでも楽しくなさそう。

ゴミ人間、っていうのが、

大王が書いた「ダブリンの鐘つきカビ人間」とほぼ同じ設定で、

街の人たちから○○人間と囃されるのも同じ。

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私はテレビに出たかった/松尾 スズキ

巨大外食チェーン店「肉弁慶グループ」の人事部に勤める倉本恭一は

本人役で会社のCMに出ることになった…のだが、

当日まさかの遅刻で大失態をおかして代わりに上司が出演することに。

そこから恭一の「テレビに出たかった」気持ちが爆発、芸能事務所に入ることに。

恭一の身辺が少しずつ変化する中、 小学6年の娘、エリカの様子がだんだんおかしくなっていき……

今まで普通に生きてきた恭一の人生の歯車が狂い出す。

 

松尾スズキらしい毒が満載の本。

世界観がよく出ていた。

好き嫌いは別れそう。

登場人物、情報量が多くて、ちょっと整理しづらい。

新聞小説だったので、大団円は仕方ないか。

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理系に学ぶ。/川村 元気

この本は、理系コンプレックスを抱える文系男が、

2年間にわたり理系のトップランナーたちと対話し続け、

目から鱗を何枚も落としながら、視界を大きく開かせていった記録だ。

僕は2年間にわたり、理系人たちに訊ね続けた。

 

理系出身だけど、読んでみる。

自分は考え方は文系っぽいので。

1つ1つのお話は興味深くて、面白い。

ただ、やっぱり現代の日本で理系といえば、

ネット系だったり、ソフトやゲームの方を主に指すのね。

ゴリゴリの「ものづくり」畑出身なので、そこは寂しい。

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友だちリクエストの返事が来ない午後/小田嶋隆

真の友をもてないのはまったく惨めな孤独である。

友人が無ければ世界は荒野に過ぎない。by フランシス=ベーコン

自分の住んでいる荒野をお花畑だと思い込むことができる人間だけが

真の友を持つとができる。by 小田嶋隆

 

面白かった。

友達の考え方で、あ、そっかってことが多かった。

最近のキズナの強調されすぎ感の気持ち悪さとか、その通り。

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